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イップ・マン序章。 [映画]

3月5日(土)
というわけで、振り返り日記です。
この日の後半戦ZeppTokyoでのCHABOさんトリビュートライブについては、
すでに日記に書いていますが、
前半戦は新宿武蔵野館で「イップ・マン 序章」。
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横浜ブルク13で気づいて観にいった「イップ・マン葉問」は実は2作目で、1作目の序章は、
「イップ・マン 葉門」で5000人動員したら上映決定キャンペーンをやっていました。
あと393人.jpg → 公開決定!.jpg 
「あと393人」の時のホームページ。(笑)  そして祝!公開決定!

5000人になっていることはチェック済みで、いつやるのかな~とワクワク。。
まさかすでに上映してるとは!!
七三ブログで知ったのでした!!あぶな~~い。

事前に予約できない映画館、そして全て自由席っていうのも久々で。
整理券配るって書いてあるけど、
どのくらいの時間に行けば大丈夫そうなのか。
どのくらいの人数観に来るんだろう??
と色々悩みつつ、胃も痛かったしちょっとダラダラして、
30分前くらいに到着して当日チケットを買いました。
47番。あら、けっこういるのね。
DSC07726.jpg

上映10分前から整理番号順に入場とのことで時間まで、イップマン特設展示コーナーを見学。
DSC07720.jpg

かっこいい。。。
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そして木人(もくじん)。
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木人の横に貼ってあったんだけど。。。
「軽く叩く程度で、、、過度な打ち込みはご遠慮ください。」って。(笑)
いや、詠春拳やってないと、どうするんだか分からないし、、、プロの人がこれに打ち込みする??みたいな。
DSC07723.jpg DSC07723.jpg

抽選で1名に当たるサイン入りDVD。ふふ。
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さて、映画です。チョー個人的な感想ですが、
自分がやってるのもあって、詠春拳自体については、序章よりもパート2のほうがよく描かれてた気がします。
ちょっとワイヤーアクション多すぎ感が残念だったけど。
序章、観る前から、日本人との、、という話は聞いていましたが、こんな説明。

1930年代の中国広東省佛山。家族と共に平穏な日々を送る詠春拳の達人、イップ・マン(ドニー・イェン)。
その実力と人格で人々の尊敬を集める一方、彼を倒して名を挙げようとする武術家たちも多く、
心ならずも手合わせをしては、いずれも一ひねりにしてしまうのだった。ところが折しも日中戦争が勃発、
佛山を占領した日本軍によって家屋を奪われ、窮乏を強いられる。
やがて空手の名手でもある日本軍将校・三浦(池内博之)がイップ・マンの実力に目を付け、
日本兵たちに中国武術を教えるよう迫るのだが…。
"allcinema online"より抜粋)

でも、思ったほど、日本人のことが悪く書かれていない感じで。
悪く言えば中途半端な感じがしました。。。
三浦はちょっとはいい人なんだか、よく分からない設定になってしまてる感じ。。
パート2のボクサーのように、中国拳法をバカにすることもないし、
イップ師匠の強さも認めて、「日本軍で拳法を教えるように」と言ったり。

もっと徹底的に悪いやつ、か、もっと武道の精神に満ち溢れた人、なほうがよかったかな。
戦うときにはきちんと礼してるし、反則するわけじゃないし、
部下が、試合に負けたのに米を持って行こうとした中国人に発砲しちゃったときに、
怒って「ここでは使うな。」とかね。
拳法の精神について語られるのは、さっきの日本人に教えろに対して、
「中国拳法は、儒教の教えに根ざしていて、戦うための道具ではない。」というとこくらいかな。
ただ、戦時中ということもあって、パート2に比べると、
銃で殺しちゃったりするところに静かな怒りを感じますね。

ん~~、しかし、やっぱり詠春拳、いいな。太極拳みたいな大きなアクションがないので地味ですが、
一番近い距離で相手を攻撃する、スピード、防御と攻撃を同時に。
自分の好みにもあってるんですね。また稽古再開したい。。

あ、ただイップ師匠も言っていますが、詠春拳が強いわけでは無いと思っています。
どの武道も、技も、その精神も極めた人が強い。
武道ってスポーツとはちょっと違います。そこにはまってるワタクシ。

久々に小念頭でもやりますか。


三浦との戦い映像、見つけちゃった。



こっちのほうが詠春拳がよく分かるシーンかも。


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うつぼ

全席自由の映画館、、確かに最近ご無沙汰してます、私も。
日本人の描き方、あまりひどいとガッカリしますが、中途半端でも
変に気を遣われているような気がしてやはりガッカリしそう。
背筋を伸ばして詠春拳する姐さんを想像しました。。(^_^)
by うつぼ (2011-03-10 06:50) 

七三

や~、音楽は日本人だし、日本公開も視野に入れててここ数年の日中関係も考えたら、ある意味半端に濁すのは仕方ないのかな~って気にもなりましたが。

三浦さんはどっちかっつーと、戦中にも関わらず戦局とまっっっったく関係ない個人趣味に没頭できる無神経さに、軽蔑というか日本の傲慢さを描きたかったのかな~?とも思いました。
なので、あの見事なやられっぷりに脱帽~(笑)

まぁ、監督が洪金寶だし、こってりペッタリワイヤー多めなのは仕方ないので(笑)勘弁して下さい。

壁に貼ってあったドニーさんの記事を見て、他の作品も見てみたくなりつつ~。
またなにか情報ありましたらゆたしくでっす!!
by 七三 (2011-03-10 18:31) 

あき坊

う~ん、マニアック~、ちがうか。
下の動画の敵役のひと、千葉真一似だなあ、
などと。。
マジメな論評なくてスミマセン。(^^;)

by あき坊 (2011-03-10 20:36) 

lovin

うつぼ姐さん、
詠春拳、いいですよ~~。どうですか~。ご一緒に!

七三どの、
まあ、そっか。パート2に比べると、そこまで悪者に出来ない感じか~~。
ドニーさんは、ちょっと注目ですな!!
お互いに情報交換しませう~~。

あき坊さん、
下の動画の敵役の人はパート2で、いい人になって出てきます。(笑)
いい顔ですよね。

by lovin (2011-03-11 00:04) 

へろーめ

負けた側が貶められるのは仕方ないと思うけど
戦争は狂気だから、どっちが悪いとも言えないでしょ。
少なくとも戦地に赴いた人は日本を守りたかった訳で
あまりにも酷い描き方をされなくて良かったと思って欲しい・・・

by へろーめ (2011-03-11 10:45) 

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