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映画「空飛ぶタイヤ」 [映画]

6月26日(火)

火曜日だけど、ちょっと時間をつぶす必要あったので、
ムービルでちょうどいい時間にやってたコチラを観てきました。
万引き家族も同じ時間帯だったので迷いましたが、気分的にスカッとしたい感じで選択。
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解説(映画.comより)
テレビドラマ化もされた池井戸潤の同名ベストセラー小説を、長瀬智也主演で新たに映画化。ある日トラックの事故により、1人の主婦が亡くなった。事故を起こした運送会社社長、赤松徳郎が警察から聞かされたのは、走行中のトラックからタイヤが突然外れたという耳を疑う事実だった。整備不良を疑われ、世間からもバッシングを受ける中、トラックの構造自体の欠陥に気づいた赤松は、製造元であるホープ自動車に再調査を要求する。しかし、なかなか調査が進展を見せないことに苛立った赤松は、自ら調査を開始。そこで赤松は大企業によるリコール隠しの現実を知ることとなる。長瀬が主人公の赤松役を演じる。監督は「超高速!参勤交代」シリーズの本木克英。

ほとんど想定通りの展開。
で、個人的ツボポイントなんですが、自分もメーカー勤務、設計部門だったので、
リコール隠しをしている自動車メーカー内の描き方の生生しさが。。
この件に関して品証部門、社内のトップが参加している会議の名前が「T会議」、
T=タイヤ、なんですが、このネーミングがほんとに生生しい!(笑)
普通に考えると、もっと、XX対策会議、とか付けそうでしょ?
でも、実際こんな感じの名前がつくこと多かったんですよ。
もちろん自分のところではリコール隠しとかではなかったですけどね。

市場で何かトラブルが起きたり、社内評価での問題対策とかでも、その問題自体にこんな名前ついてたな。
(;^_^A

あと、高橋一生さんの役は、このメーカーのグループ企業の銀行さんで、
そっち側から融資しない、っていう形の戦い方。
なので、長瀬くん、ディーンさんと同じ画面に出てこないのです。
銀行さんの上の人は、自動車メーカーの上と通通だから、さっさと融資しろって担当の高橋さんに言うのですが、
高橋さんの直上司は、納得するまで徹底的に確認しろっていう。
正義とも思えるけど、結局リコール隠しが表ざたになったとき、上の人は失脚、
直上司がその座に、ていう、やっぱりその辺の目論見もあった雰囲気がまた生生しい。(笑)

色々と会社員時代のことも思い出しちゃった、「空飛ぶタイヤ」でした。



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うつぼ

メーカーだと品質関連の問題が発生することが多いのですが、
(前職でも品質関連の問題が日々あったと記憶しています)
姐さんは技術者で映画を見て色々思い出す生々しさもあったのですね。
観ようと思いつつ、私は明日万引き家族を観てまいります。(^_^;)


by うつぼ (2018-06-30 21:42) 

lovin

うつぼ姐さん、
もう、思い出しまくりでした。(笑)
by lovin (2018-07-07 15:34) 

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