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映画「デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・ドリーム」 [映画]

4月19日(水)
公開されてから3週間くらい経ってしまったのですが、ようやく観てきました。
キノシネマみなとみらい。
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ドキュメンタリー映画だけど、ボウイを知っているほかのミュージシャンとか関係者が彼を語る、
という、よくあるものとは違って、全部ボウイ本人がしゃべってるもの(当時のインタビューはあったけど)
をつないで、ボウイの内面を探るような作品という印象でした。

有名なベルリン三部作とかもあるので、常に変化を求めて、住居も移したり、っていうのは知っていたけど、
ほんとに、変化すること、を自分に課していたようなボウイ様でした。

ミュージシャンというか芸術家、
なんか、映画公開時期に前後して、ユキヒロ氏と教授が亡くなって、そのことも映画観ながら頭に浮かんでて、
高橋幸宏氏、坂本龍一氏、二人とも訃報の時、ミュージシャンではなく「音楽家」って報じられましたよね。
ボウイさまは「芸術家」、自分自身を芸術作品にしようと変化したような。
やっぱりすごいなあ。1回だけだけど、ライブに行けてよかった。

そして、、昔からのたくさんの映像が流れ、その中にモンキー吉井氏をたくさん見つけてしまいました。
ロックスター、改めてどんだけ好きなのか、よくわかっちゃったな。。

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映画「シン・仮面ライダー」 [映画]

3月27日(月)

「シン・仮面ライダー」、観てきました。
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「シン・ゴジラ」「シン・ヱヴァンゲリオン劇場版」「シン・ウルトラマン」に続く、
庵野さんの「シン」4作目。
これまで「シン」、全部見ていますが、今回の「シン・仮面ライダー」が一番好きかも。

ツイッターとか色々情報出ていましたが、前情報はシアターでの予告編のみ、で。
1号の池松壮亮さん、2号の柄本佑さん、浜辺美波さん以外の出演者も知らない状態。
で、エンドロールの名前見てビックリ!ヤスケン、松坂桃李?どこに???ってなりました。
気づけばポスター、フライヤーに名前あるけどね。(笑)

オリジナルのテレビ版の時は子供だったし、細かいことが分かっているわけではないけど、
人造人間にされたという哀愁が背景に漂ってるのがなんだか好きで。
さらに単純に、空中戦で魅せる体操選手みたいな回転、ひねりから繰り出されるキックが超かっこいい、
っていうのも、今回の映画で再認識したり。

そして、いろんなところにちりばめられたエヴァ臭。(笑) すっかりやられました。
あと、エンドロールの音楽で、涙。

帰ってすぐに、オリジナル仮面ライダー1話、2話を観まして、あ~、そうだったのか、とか。
さらにV3も。子供時代はV3が一番好きだったんですよね。あ、あとライダーマンね。
もう、、全話一気見したい!!!
そんなモードに陥った「シン・仮面ライダー」でした。
もう1回くらいシアターで見たいかも~~!!!
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映画「湯道」 [映画]

2月24日(金)
楽しそうな映画、時間あったので相方と。この週2本目。
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フジテレビで散々宣伝してたので、舞台になってる「まるきん温泉」がセットだと分かってたけど、
すごくよく出来てました。こういう銭湯あったらいいな~~って、ザ・昭和な感じ。
お話も、昭和感ありありの人間模様、温まります。
それと、「湯道」を真面目に学んでいるほうの方々とか、面白くて笑っちゃうし。

風呂上がりのビール飲みたくなっちゃう、皿うどん食べたくなっちゃう、
コーヒー牛乳飲みたくなっちゃう、風呂つかりたくなっちゃう映画でした。

湯~あ~マイサンシャイン~~♪。

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映画「シャイロックの子供たち」 [映画]

2月21日(火)
ちょうど時間ができたので、相方と観てきました。
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銀行で起きた現金紛失事件からの、もっと大きな事件。
予告を映画館で何度か見てて、池井戸作品だし、阿部サダヲだし、面白いだろうと。
予想通り、よりは、倍返し感少なかったけど(笑)、面白かったです。

それにしても、銀行側、支店長が柳葉さん、その部下に杉本哲太、渡辺いっけい、佐藤隆太、
監査係みたいなのが佐々木蔵之介さん、
舞台が警察、っていったらほかのドラマが思い浮かびそう。(笑)

名バイプレーヤーの方々、色んな現場で同じメンツになったりするだろうけど、
ゴチャゴチャになったりしないのかな~~、なんて。

金は返せばいいってもんじゃない、どう返すか、
そして、正しい銀行員とは?そうありたかった人達は、銀行離れちゃうのかな~。
離れちゃった人達のほうが、最後はシアワセそうに見えました。

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映画「ミスタームーンライト」 [映画]

1月27日(金)
公開初日、みなとみらいのキノシネマで相方と観てきました。
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1966年、ビートルズの武道館公演に関係した、当時の関係者の方々のお話とか、
知らなかった裏話とか、ちょっとだけ当時映像もありのドキュメンタリー。
そういう意味では前回、記憶を失いまくったカンフー映画と同じような作りだけど、
興味の深度が違うのか?今回はしっかり最後まで観ました。(笑)

前にNHKのアナザーストーリーという番組でビートルズ来日の話を観ましたが、
そこに出てこない話もたくさんありました。

おもしろかったです。
あの頃、裏方というかレコード会社やプロモーター?活躍していた日本人、
当時ビートルズに関わった人たち、みなさん超かっこいい、粋な感じです。
当時の写真も、現在のインタビュー映像も。\(^o^)/

女子チームは、湯川れい子さんや、ビートルズが泊まっていたホテルで写真撮った方、
あのJAL機に乗っていたCAさん、日本のファンクラブの人、みんな少女のように目キラキラで
当時の話をされててステキ。

そうだ、前座で演奏した、尾藤イサオさんと内田裕也さんが、
ステージの前のパイプ椅子でコンサート観てる映像もでてきました。

あと、ビートルズ鑑定とか研究とかそういう肩書あるんだ、って知らなかったです。
海外にも日本にもあるんですね~~。

雑な感想ですみませんが、、昭和のキラキラも感じられる、
観て楽しいドキュメンタリーだと思います。

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映画「Dr.コトー診療所」 [映画]

12月16日(金)

公開初日、観てきました。
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無料配信してた過去の放送を数日前に見なおし終了して臨んだ、16年後の物語。
村長、漁労長、島の人たちがみんなそのままいて、特に、あの頃子供だった、
剛洋(富岡涼さん)、竜(神木隆之介さん)がそのまま大人になって出てくると、
しばらくこちらが島のこと忘れてただけで、ほんとに島で生活したたんじゃないかと、
錯覚を覚えるほどの自然さ。(邦ちゃんだけは、俳優さん替わっちゃったけど。)
コトー先生は彩佳さんと結婚、和田さんはミナちゃんと結婚してたんだね。

そして、ドラマの時もそうだったけど、まあ色んな事が同時に発生しすぎな感じはさらにすごいけど、
ここまでしないと離島医療の辛さ、一人の医者の頑張りに頼ってしまっている、
現状みたいなものを訴えられないのかも、とも思いました。

この映画から登場した判斗先生役の高橋海人さんも、すごくよかったです。

タグ:TJOY横浜
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映画「ある男」 [映画]

11月26日(土)

オフデイで予定なかったので映画。
しかし、観たかった映画が無くて、邦画の2つからコチラを選びました。
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解説(映画.comより)
芥川賞作家・平野啓一郎の同名ベストセラーを「蜜蜂と遠雷」「愚行録」の石川慶監督が映画化し、
妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝が共演したヒューマンミステリー。
弁護士の城戸は、かつての依頼者・里枝から、亡くなった夫・大祐の身元調査をして欲しいという
奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経験後に子どもを連れて故郷へ帰り、やがて出会った大祐と再婚、
新たに生まれた子どもと4人で幸せな家庭を築いていたが、大祐は不慮の事故で帰らぬ人となった。
ところが、長年疎遠になっていた大祐の兄が、遺影に写っているのは大祐ではないと話したことから、
愛したはずの夫が全くの別人だったことが判明したのだ。城戸は男の正体を追う中で様々な人物と出会い、
驚くべき真実に近づいていく。


色々書くとネタバレバレになっちゃうので、さらっと(ていつもやん。)行きますが、
静かに進んでいく映画、里枝の無くなった夫が結局誰なのか?っていうところもポイントなんだけど、
なぜそうなったか?とういうところに、妻夫木さん演じる城戸がはまって行っての最後のシーンで、
ああ、そういうことか、って思った映画でした。

ちなみに観なかったほうの邦画は「母性」、少し気になるけど、どうしようかな?

そして本編と関係ないけど、亡くなった夫役の窪田さん、けっこう好きな役者さんなんですが、
NHK以外の民放ドラマでは今一つ良さを生かされてないような気がしてて、(前にも書いたかも。)
でも、この役はよかったな、こういうほうが合ってると、個人的に。

関係ない話、もう2つ。
1.この映画観てる間、たぶん隣のシアターだと思うのですが、
低周波の音というか振動がずっと気になって。
コチラは静かな映画だけど、隣が激しいやつだったのかな、シネコンだからか、
今までもたまに気になったことあって、この日はなんかひどかった。
音響設計なのか、上映時の音量なのか、どうにかならないものか。(元関係者なんだけどさ。(;^_^A)
2.エンドロールで斜め前の席の人がスマホピカって!
本人は他から見えてないつもりかもしれないけど、後ろから見てたらすぐに気づくし、
なんなら画面も見えるんだけど。

はい、以上でした。

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映画「土を喰らう十二ヵ月」 [映画]

11月19日(土)

ぜったい観たいと思っていた映画、ブルク13で観てきました。
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久々にヒトリで観た映画。

解説(映画.comより)
沢田研二が主演を務め、作家・水上勉の料理エッセイ「土を喰う日々 わが精進十二カ月」を
原案に描いた人間ドラマ。
「ナビィの恋」の中江裕司が監督・脚本を手がけ、原作の豊かな世界観に着想を得て
オリジナルの物語を紡ぎ出す。
長野の人里離れた山荘で1人で暮らす作家のツトム。山で採れた実やキノコ、
畑で育てた野菜などを料理して、四季の移り変わりを実感しながら執筆する日々を過ごしている。
そんな彼のもとには時折、担当編集者である歳の離れた恋人・真知子が東京から訪ねてくる。
2人にとって、旬の食材を料理して一緒に食べるのは格別な時間だ。
悠々自適な暮らしを送るツトムだったが、13年前に他界した妻の遺骨を墓に納めることができずにいた。
ツトムの恋人・真知子役に松たか子。料理研究家の土井善晴が、劇中に登場する料理の数々を手がけた。



映画観終わって、エンドロール観るまで、中江裕司監督だったとは知らず、なるほどね~って。

信州の美しい四季の自然、山荘の床!(床フェチなので。。)、その日に畑と相談して作るごはん、
つまり旬のもの、四季の山菜、お漬物、梅干し、、
通夜振る舞い、を作ると言って、ゴマの皮をむいて擦って出汁を足しつつのばし、葛で固めたゴマ豆腐、
亡くなったお義母さんからもらった味噌で作った茄子味噌、どれも美味しそうで。
特に掘ったばっかりの筍の煮たもの!ものすごく食べたくなるけど今の時期じゃない~!

土間の流し台に置いてある洗い桶じゃないけど、陶器でできた大きい鉢とか、
柄杓で水をすくって米を研ぐ、カマドで炊くごはん、雪の下に埋まってる畑の大根、
丁寧な暮らしが美しく描かれていて、ほんとによかったです。「人生フルーツ」がちょっと頭よぎった。
また、ジュリーがすごくこの役に合っててかっこいい!

ということで、一度帰ってバイトに出かける時はのお供はジュリーにしました。
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映画「チケット トゥ パラダイス」 [映画]

11月7日(月)
畑予定だった日ですが、ウェザーニュースでは11時頃からずっと雨マークだったので、
予定変更して映画、近くのTジョイでやってたコレ、観てきました。
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特に気にしてた映画ではなかったのですが、王様のブランチ、映画コーナーで紹介されてて、
色々考えず、単純にハッピー気分が味わえそうな感じだったので、ちょうど気分にぴったり。

で、その通り、分かりやすい展開、それほど凝ったシナリオは無し。
だけど、大御所ふたりが、いい年齢でかっこ悪い昔のダンスとか、
元夫婦でいがみ合うこともある役だけど、息ぴったりなアメリカンな感じのやり取り、
ちょうど自分たちと同じ年代が楽しめる感じです。
特にジョージクルーニーのオッサン感が、逆にステキで。(笑)
それとバリの自然、きれいな景色に癒されます。
ワタシタチが新婚旅行バリだったので、また行ってみたいね、て話も出ました。
いつ行けるかな~~?

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映画「川っぺりムコリッタ」 [映画]

9月29日(木)

まったく存在に気づいてなかった映画。
うつぼ姐さんの記事見てコレは!と思って上映館チェックしたら、
ブルク13でやっててちょうどバイトも休み、時間もバッチリだったので早速観てきました。
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炊きたての白いごはん、採れたて野菜、イカの塩辛、、ささやかなシアワセ。
前科者の山ちゃん(松山ケンイチ)、ミニマリストの島田(ムロツヨシ)、
未亡人で大家の、南(満島ひかり)、墓石のセールス溝口(吉岡秀隆)、
ちょっと変な人たちに見えるけど、たぶん、どんな人でも何かしら心の中に闇みたいな部分ある、
誰かの死を抱えてる、何も聞かない優しさ、
大丈夫です人は必ず死にますから、色々と、ささりまくりました。

荻上直子監督の作品は割と好きで、「かもめ食堂」、「めがね」、は、DVDも持っています。
そして、やはり、のフードスタイリストは飯島奈美さんでしたね。

この日は、個人的シルバーウィーク前半の3連休初日で、
映画の後はハンマーヘッドでソフトクリーム、って予定だったのに、
白ごはん、塩辛、漬物、すき焼きで頭が埋め尽くされ、(うつぼ姐さんも書かれてまずが)
しかも、かなり涼しくなってしまい、ソフトクリームはどこかへ退散。
塩辛と漬物買って帰宅となりました。(笑)

ムコリッタって、映画の冒頭でも説明あったのですが、
ムコリッタ=牟呼栗多、仏教における時間の単位のひとつで、
1日(24時間)の1/30、48分を意味する言葉なんだそうです。
最初聞いた時は、パンナコッタとか、そんなイタリアンのイメージだったけど。(笑)
同じ仏教の時間の最小単位は、「刹那」。知らなかった。
そういえば、ZELDAの曲で「時計仕掛けのせつな」ってあったな。。

なんて、色々思いだしたりしながら、特にコロナの世の中で、シンプルに美味しいものを食べる、とか、
これまでに付き合いなかった人とかかわるとか、ほんとにささやかなシアワセを思い出した時間でした。
ムロさんの小さな畑は、もう実感ですが、改めて、また楽しもうと思ったし。

ハイツムコリッタとして登場する平屋のアパート?昔の県営住宅みたいなブッケンもステキ、
その前に作られてるムロさんの小さい畑もいい、
ムコリッタのお風呂の給湯器が、ワタシが実家を出て初めて一人暮らししたアパートのがこんなだった!
身元不明のご遺体を処理する役所の人、柄本佑さんがご遺骨の入れ物を布で包むシーンで、
その所作が美しくて印象的、
山ちゃんみたいに美味しくご飯炊きたい、
知久さんのギターと子供のピアニカ演奏、最後のお葬式の音楽隊、
イカの塩辛工場で、マスクに帽子、目しか見えてない江口のりこさん、
たくさんの好きポイントのあった「川っぺりムコリッタ」でした。

うつぼ姐さん、アリガトウでした!!!

タグ:ブルク13
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